取り組み事例

ALPS処理水の海洋放出による風評払拭のために、“常磐もの”を食べていただき、
その美味しさ・安全性をPRしていきます。
相馬原釜魚市場まつり
実施地域 : 【被災12市町村】相馬市
実施期間 : 2023年11月4日~

取り組み概要

相馬原釜魚市場まつりの開催 
イベントの全景
振る舞いの様子
本年行われたALPS処理水の放出に対する風評対策として、「常磐もの」と呼ばれる地元の良質な美味しい魚介類を消費者に食べて頂くイベントを開催いたしました。ご来場いただいた皆さんには、「福とら鍋や唐揚げ」や「ヒラメフライ」などを振る舞い、リピーターになっていただくための取り組みを行いました。また、お魚のつかみ取り体験や生きた福とらの展示、ステージでのお魚クイズなどを通して、地域の魅力を発信し、ファンを増やす取り組みを行いました。

常磐ものへの関心を高めるためのPR動画の作成
しらす漁の様子PR動画
美味しい食べ方PR動画
ALPS処理水の放出により懸念される風評被害の払拭のために、地元の良質な水産物である“常磐もの”を映像媒体でPRする取り組みを行いました。実際に漁師が命がけで漁をしている臨場感あふれる映像や、漁師だけが知っている“常磐もの”のおいしい調理の仕方の映像などをまとめ、その魅力や安全性をPRしました。この映像は、相馬原釜魚市場祭りの会場で放映するほか、相双漁協のHPにも掲載し、常磐もののファンやリピーターを増やします。

相双漁協HP
https://soso-gyokyo.jp/news/16099

相双漁協(シラス)本編
https://youtu.be/AzwUE-MVIkY

相双漁協(シラス)調理編
https://youtu.be/R5AQ8htyRrk

トラフグや虫食いヒラメの加工品の特設ブースの設置
特設ブースの様子
相馬原釜魚市場まつりでは、「福とら」としてPRしているトラフグや新規ブランド化を目指している虫食いヒラメに関する特設ブースを設置し、地元の良質な水産物をPRする展示を行いました。わかりやすい展示ボードや顔の見える生産者、漁師をはじめとする漁協関係者からの直接の説明やコミュニケーションを通して繰り返し産地を訪れたり、購買してくれたりするリピーターやファンを増やすための取り組みを行いました。

取り組みの一例を動画で紹介

主催者のコメント

相馬双葉漁業協同組合
代表理事組合長 今野 智光
令和3年4月13日には、ALPS処理水を海洋放出するという国の方針が発表され、その実行に向けた取組内容等が示されたものの、安心・安全の確保、風評対策、協議すべき問題は山積しております。相双漁協としては、今回の魚市場まつりを通じて、相双の海で取れる魚介類の美味しさ・安全性をPRしていきたいと思います。 

今後のイベント・取り組み

取り組み主催者の紹介

主催者
: 相馬双葉漁業協同組合
住所
: 福島県相馬市尾浜字追川196
電話番号
: 0244-38-8301
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