取り組み事例

ふくしまの海にいちばん近いキャンプ場を舞台に、気軽に楽しめる『海鮮キャンプ』
ふくしまの海産物で簡単・美味しい『キャンプ飯』プロジェクト 
「ふくしま浜キャンプ飯」
風評払拭事業
~キャンプ飯で食べるふくしまの海産物~
実施地域 : 【被災12市町村】新地町
実施期間 : 2023年6月9日~2024年1月31日

取り組み概要

現状課題とこれまでの活動
新地町釣師浜漁港 市場の様子
浜福のタコシウマイ
浜通り地方最北端に位置する新地町の釣師浜漁港。東日本大震災で全壊したが、2020年12月に市場も再開して、漁師たちも本操業に向けて前を向いて頑張っている。
しかし、原発事故による風評被害による人口減少等の影響もあり、町内の鮮魚店やスーパーが閉店。町民は隣町まで買い物に出掛けないと地元の海産物を購入することができなくなってしまった。 
そんな状況を嘆き、「地元で水揚げされた海産物を多くの方に食べてもらいたい!」と、2022年3月に『浜福』を起業。地元で水揚げされる「タコ」を使った「タコシウマイ」の開発・販売を開始した。

海鮮キャンプを楽しむイベント
新地町沿岸部に震災後整備されたオートキャンプ場
キャンプイベント時の集合写真
ふくしまの海産物を使ったキャンプ飯
新地町が復興事業として整備した、釣師防災緑地公園内のオートキャンプ場は海水浴場や漁港から僅か200m。そんなキャンプ場を舞台に、「常磐もの」と呼ばれるふくしまの海産物や加工品を使った海鮮キャンプを楽しみ広げてもらえたら、ふくしまの海産物のおいしさをもっとたくさんの方に知ってもらえるのでは…と思い、海鮮キャンプを楽しむイベントを開催。昨年度は県内や東北の他、関東圏からも多くのお申込みをいただき、関心の高さに手ごたえを感じました。

ふくしまの海産物の魅力をお届けしたい
ふくしまの海の幸をパッケージ
ふくしまの海の幸をパッケージ
今年度は、昨年のイベント時に使ったふくしまの海の幸を、キャンプにも取り入れやすい使い切りパックにして商品化。
販売を進めるとともに、ふくしまの海の幸の魅力をたくさんの方に知っていただけるよう、自社のWEBサイトやSNS以外のメディアも活用しながら、情報発信にも力を入れていきたいと思います。

主催者のコメント

浜福 代表:渡邊京子/担当:日下とも子
ふくしまでいちばん海に近いキャンプ場を舞台に、「キャンプ飯」を通じてふくしまの海の幸の魅力を発信できるイベント、またお魚パックを通じて、震災以降厳しい状況が続く地域水産業の活性化に寄与できる取組につなげたいです。
公式サイト・SNS・などで情報発信にも力を入れていきます。

取り組み主催者の紹介

主催者
: 浜福(ふくしま浜キャンプ飯プロジェクト)
住所
: 福島県相馬郡新地町大戸浜字宮田70
電話番号
: 090-3258-3358
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