取り組み事例

子供たちの感性を磨く、若者たちのアンテナに響く、お年寄りたちの記憶を呼び起こす。 私たちは映画の可能性、この地域の可能性を信じたい。
コミュニティシネマプロジェクト
実施地域 : 【被災12市町村】浪江町
実施期間 : 2024年6月20日~2025年1月31日

事業者紹介

なみえコミュニティシネマ実行委員会
浪江町を拠点に、映画を通じた地域活性化やにぎわいの創出、交流人口の拡大を目指して活動しています。2021年に団体を立ち上げ、今年で4年目を迎えました。企業・団体、地域の皆さんを巻き込みながら、一緒にイベントを作り上げています。

今年度の取り組み概要

映画×自然豊かなロケーション(地域資源)
請戸漁港
町内にある地域資源を活用して、自然豊かなロケーションのなかで映画を観ることで新たな価値を見出し、地域への愛着醸成につなげます。また、上映場所として足を運んでもらうことで、地域の現状や魅力を知る機会、そして賑わい再生のきっかけとなり、風化の防止や風評の払拭につなげるとともに、交流人口の拡大や関係人口の創出にも期待できます。

過去の実績

夜空と山並みとスクリーン
津島の魅力を語る
津島 de シネマ
2023年3月に特定復興再生拠点区域として解除された旧津島小学校で野外上映会を開催し、映画「BLUE GIANT」を上映しました。そのほか、津島地区の暮らしや営みを知ってもらう機会となるよう、津島出身者3名によるトークセッション、津島の記憶を辿る映像上映などを行いました。
実施日時:2023年8月26日 14:00~21:00  
実施場所:旧津島小学校
夜空と漁船とスクリーン
使われなくなった大漁旗を巾着にリメイク
シーサイドシネマ in 請戸漁港 Vol.2
復興のシンボルである請戸漁港で野外上映会を開催し、映画「生きる Living」を上映しました。そのほか、請戸らしさを発信するため、請戸の漁師によるものづくりワークショップや、請戸出身の玉野文菜氏の絵画展などを行いました。
実施日時:2023年9月23日 14:00~21:00 
実施場所:請戸漁港

令和6年度の取り組み実績

事業①:シーサイドシネマ in請戸漁港 Vol.3
実施日時:2024年9月15、16日 
実施場所:請戸漁港
野外シネマ
打ち上げ花火
請戸漁港を会場に、野外シネマイベント「シーサイドシネマ in請戸漁港 Vol.3」を開催しました。イベント当日(15日)は雷雨に見舞われたため途中で中止を余儀なくされましたが、翌日16日に順延開催。新海誠監督の新作『すずめの戸締まり』の上映した後、フィナーレで花火が請戸の夜空を飾りました。
浪江町外からも多くの方に足を運んでいただき、雨天順延含め、延べ250人ほどの来場となりました。15日はすえつぎCAFEやたまげた家などのフードカーや漁船ミニクルーズなども人気で、雨の中でも請戸漁港に賑わいが生まれていました。16日は映画を観た方から「ロケーションがとても良かったです」「あの空間で、この映画を観ることができたこと、一生忘れません」「この色んな気持ちをどう言葉にしたらいいのか分かりません。 今夜ここにいられてよかったです」といった声も寄せられました。

取り組み主催者の紹介

主催者
: なみえコミュニティシネマ実行委員会
住所
: 福島県双葉郡浪江町大字権現堂
電話番号
: 090-6680-1439
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