福島スペースカンファレンス実行委員会｜令和6年度地域の伝統・魅力等発信支援事業

取り組み事例

宇宙産業に関わる人たちに向け、福島沿岸地域における宇宙関連産業の可能性と、研究・生活環境の魅力を伝える国内有数の規模の宇宙関連のカンファレンスを開催します！

福島スペース
カンファレンス2024

実施地域：【被災１２市町村】南相馬市

実施期間： 2024年8月9日

事業者紹介

福島スペース
カンファレンス
実行委員会

近年、南相馬市には宇宙産業のベンチャー企業が集積しています。この動きをさらに加速させるため、昨年は地元企業や進出する宇宙産業の企業が協力して「福島スペースカンファレンス2023」を開催し、多くの専門家や企業が集結しました。今年度は、より多くの地域の方々や宇宙産業のキーパーソンとともに「福島スペースカンファレンス2024」を開催し、宇宙産業の集積に向けた協力関係の構築を目指します。

今年度の取り組み概要

福島スペースカンファレンス2024について

「宇宙基本計画」および「宇宙技術戦略」に基づき、幅広い宇宙関連テーマを議論するためのカンファレンスを開催します。テーマとして、「研究開発拠点の整備と人材育成」や「衛星データ利用」などが含まれ、行政や企業、研究機関の方々にご登壇いただきます。また、「宇宙×ファイナンス」や「宇宙×教育」などのセッションも設け、地域住民や学生にも宇宙を身近に感じてもらう機会を提供します。カンファレンスの企画から運営にいたるまで、本地域の復興に携わってきた方、地域住民、移住者といった方と手分けをし、地域を挙げて開催します。

過去の実績

福島スペースカンファレンス2023セッションの様子

福島スペースカンファレンス2023

初開催ながらも、内閣府、経産省、文科省の各府省と、上場企業の経営者、ベンチャー企業の経営者、国内主要ベンチャーキャピタルのキャピタリスト等、多様な方々からのご登壇のご協力を得て実現。国内の宇宙関連のカンファレンスにおいても有数の規模の開催となりました。参加した方々には、南相馬市とその周辺地域において宇宙開発拠点の可能性を共有できる機会となり、地域住民とのその後の継続的な関係性を構築に繋がりました。

実施日時：2023年9月8日　
実施場所：浮舟文化会館

令和６年度の取り組み実績

事業①：福島スペースカンファレンス 2024

実施日時：2024年8月9日　
実施場所：南相馬市

カンファレンスセッション「研究開発拠点の設置と人材育成」

登壇者の議論を熱心に聞き入る多くの参加者

全国から宇宙産業の産官学のキーパーソンが集まり、登壇者・スタッフ含め305名になるカンファレンスを南相馬市で開催しました。南相馬市外からの参加者195名のうち、官公庁から61名、大学・研究機関から22名、民間企業から112名が参加しました。　　　
カンファレンスでは、有識者による専門的なトークセッションや、参加者とのディスカッションを含む双方向のセッションなど、44名の登壇者による8つの多岐にわたるセッションを開催し、宇宙産業の展望や福島沿岸地域の可能性など、活発な議論が交わされました。カンファレンスは盛況に終わり、この場でできた新たなつながりや機運が、今後の福島沿岸地域での宇宙産業の力強い発展につながることを期待します。